

格安SIMに乗り換えるためにはデータ通信の容量が重要
格安SIMに乗り換えるためには事前に色々と比較するものがありますが、その中の1つとして重要なのがデータ通信の容量です。
データ通信の容量は各MVNOで何種類も用意されていていますが、選択する前にデータ容量について少し勉強しておきましょう。
目次
格安SIMのデータ通信容量とは?

データ通信容量とは、スマホでネットや動画をストレスなく高速速度で楽しむために必要な容量のことで3GB、5GBなど数値でその大きさが表されます。
データ通信を使いすぎると通信速度が遅くなり、決められた上限を超過すると速度制限の対象となり、ウェブ閲覧は遅くなり、動画はほぼ見れなくなります。
格安SIMのプランは基本料=データ量となっているためキャリアのプランよりかはシンプルですが、データ容量の種類は1GB〜30GBまでMVNOによってはかなり細かく分けられているため、
「いったい何GBを選べばいいの?」と迷ってしまうことになります。
そのようなことにならないように、事前のチェックが必要となるんです。
まずは現状のデータ消費量をチェックする
データ通信量は、ほとんどネットを見ないなら1〜2GB、多少はネットも見るなら3GB〜5GB、動画をよく見るなら7GBと大まかな目安がありますが、実際にプランを選ぶときは、今ままで、そして現在どれだけのデータ量を消費しているかを事前に確認しておきたいです。
例えばキャリアで7GB契約していても実際には2GBしか使っていない場合もあります。それを確認せずに以前7GBで契約していたからまた同じデータ容量にしようという考えでは損してしまいます。
こういう失敗をしないためにもまずはキャリアで平均どれくらいデータ容量を使っているか確認しましょう。
各キャリアの契約確認方法
ドコモ | My docomo→TOP |
au | My au→スマートフォン・携帯電話→ご契約内容/手続き |
ソフトバンク | My SoftBank→ご契約内容確認 |
キャリアにてデータ容量を使っているか確認できたら、こちらのデータ容量の目安を参考にしてながら自分に適した容量を見つけてみましょう。
格安SIMのデータ通信量の目安

こちらに格安SIMのデータ通信量を細かく分類してみましたので参考にしてみてください。
データ容量プランの分類 | 概要 |
低速・低容量(2GB未満) | 2GB未満の低容量プランはインターネットをあまり使わない人向け、メールやウエブサイトを少し見るだけという人はこのタイプでOKでしょう。 |
標準(3~5GB) | 3~5GBはほとんどのMVNOで用意されているプラン、メールやネット閲覧もして動画をそこそこ見るという一般的な利用の場合はこのプランがおすすめです。 |
中容量(5GB~9GB) | 5GB~9GBの料金プランは標準では少し足りないという人に向いています。大手キャリアにはあまりない設定になっているのでうまく活用すれば、お得になるプランとなっています。 |
大容量(10GB~使い放題) | 大容量(10GB~使い放題)は選べる会社は限られますがスマホで仕事をする人や動画を頻繁に見る方にはおすすめです。 |


Wi-Fiを活用してデータ通信量を節約しよう!

ここまで見ていただいた方で、今まで使っていたデータ容量を調べて見たけど7GB超えていた。なんて諦めている方もいるかもしれません。
ですがまだ諦める必要はありません。
格安SIMをよりお得に使うためには欠かせない通信手段としてWi-Fiを活用して見ませんか?
せっかく格安SIMに乗り換えるのなら無駄はとことん省いて安いプランを契約したいですよね。
でも家でも外でも一日中スマホを手放せないという人は低価格のプラン3GBでは足りないと思ってしまいますが、Wi-Fi接続すればデータ量を格段に節約できるので試して見る価値ありです。
WI-Fi接続すれば格安SIMのデータ量は消費されないため大きな節約につながります。会社や自宅など多くの時間Wi-Fiに接続できる環境であれば3GBで十分なんです。
格安スマホをWi-Fi接続するには
格安スマホをWi-Fi接続するためには色々な方法があります。
Wi-Fiルーターを自宅に設置する | 自宅にインターネット回線があれば、Wi-Fiルーターを購入して設定することで、何台もの格安スマホと接続することができます。家族で節約したいならおすすめの方法です。 |
モバイルルーターを購入する | モバイルルーターを持って入れば、自宅でも外出先でもWi-Fi接続できるので格安SIMのデータ容量はほとんど使わなくて済むようになります。 |
公衆無線LANを思いっきり活用する | 公衆無線LANは店舗や商業施設などでWi-Fiが使えるサービスです。こちらを活用すれば普段のデータ容量を節約することができます。 |
これらの中から、日頃からWi-Fiに接続できそうな手段を選んで活用することで毎月の格安SIMの料金を節約することができるでしょう。
MVNOによっては高速、低速を切り替えて節約できます。
格安SIMは高速データ通信の容量に上限が設定され、それを越えると低速でしか通信できないという仕組みでしたよね。
でもいつも動画ばかり見ているわけではなくメールチェックやウェブの閲覧しかしていないときだってあるはずです。
そんなとき、わざわざ高速データの容量を使うのは勿体無いですよね
そこで便利なのが必要に応じて高速通信のオンオフを切り替えて通信量を節約できる機能を備えたSIMです。
IIjmio、OCNモバイルONE、mineo、UQモバイルなどのMVNOがこの機能に対応していて、これらをうまく使うことで、データ容量を効率に使うという方法もあります。
毎月容量不足、いつもチャージしてしまうなら、プランの見直しを!

こちらもデータ容量の節約技になるのですが、もし格安SIMを利用してチャージを繰り返すなら最初からひとつ上のプランを選んだ方が絶対にお得です。
例えばmineoの3GBプランと6GBプランで説明させていただきますと、
まず、mineo(プランD)の場合3GBプランは1,600円で6GBプランは2,280円となります。
3GB→6GBと2倍のデータ容量になっているのに料金は680円の差だけです。
これと比較してチャージ料を見てみましょう。
mineoのチャージ料は100MBで150円なので5回チャージすると合計3.5GBです。そしてこの時点で750円なので最初から6GBにしたときの料金を超えてしまっています。
これくらいデータ容量のチャージ料は割高になっているので毎月オーバーしてチャージが必要なら最初から容量の多いプランに変更することも検討してみましょう。
データ容量は会員ページで即日変更可能です。
また、データ容量は会員ページで即日変更可能で無料となっています。実際に使ってみて自分にそのプランが合わない場合は変更すると、翌月から適用されるので試してみましょう。
格安SIMをさらにお得に活用するならカウントフリー

スマホで頻繁に動画を見たり、SNSを使っているとあっとゆう間にデータ通信量の上限に達してしまいますよね。そんな悩みを解決してくれるのが「カウントフリー」対応の格安SIMです。
「カウントフリー」は特定のアプリに限り通信量を気にせず使えるサービスで、LINEやFacebook、TwitterなどSNSのデータ量を計算に含めないことができたりYouTubeなど動画の容量を計算に含めないタイプなどがあります。
提供しているMVNOはこちら
LINEモバイル
LINEモバイルの「コミュニケーションフリープラン」ではLINE、Twitter、Facebook、インスタがカウントフリーの対象となります。
FREETEL
FREETELのデータ定額プランはカウントフリー対象のアプリが豊富でLINEなどSNSに加えポケモンGOにも対応しています。
BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルの「エンタメフリーオプション』を使えばYouTubeがカウントフリー対象になりギガを気にせず動画を見ることができます。
LinkMate
カウントフリーでゲームをするなら「LinkMate」です。全26種類のゲームが対象になり幅広いジャンルのゲームを楽しめます。
まとめ

いかがでしたか?データ通信の容量と言わず、MVNO数自体が多く、またその数だけプランがあるためいったいどれを選べばいのか迷いますよね。
ですが、自分が使っていたデータ容量をしっかり把握して、こちらで紹介したWi-Fiを利用した節約術などを意識すれば、格安SIMをもっとお得にできるような気がしてきませんでしたか?
できるだけWi-Fiを使ってデータ容量を削減し、MVNOの専用アプリで高速/低速を切り替えて容量を効率よく使い、特定のアプリに限り通信量を気にせず使えるカウントフリーを活用すれば、データ容量を3GB程度まで抑えて契約することも可能です。
初心者の方でデータ容量に迷っている人はこちらでも紹介していますので、参考にしてみてください。
YouTube動画やフェイスブック、インスタなど、ネットをとにかくたくさん使いたいなら大容量の格安SIMを選びましょう。